泉町会館を核とした商店街活性化の取組み

茨城県水戸市の泉町商店街は、県都の中心に位置し、周辺には世界的な指揮者である小澤征爾を館長とする水戸芸術館や、市民文化の拠点である図書館・博物館のような公共施設も存在するなど、立地環境としては極めて恵まれた場所にあります。

しかしながら、近年は新たに開店したデパートや、郊外の沿道サービスなどの大型店に押されて停滞気味であり、さらなる活性化が必要とされていました。

そこで、この地域の店舗が集まる振興組合では、昭和30年に戦災からの復興のシンボルとして建設された「泉町会館」というレトロを感じさせる建物を拠点として、各店舗と地域のコミュニティとをつなぐ取組みが進められることになりました。

例えば、地域に住む人々のために生産農家と提携して新鮮な食材を提供する「ファーマーズ・マーケット」が定期的に開催されるとともに、中心市街地のなかを気軽に飲み歩きができるイベント「水戸バー・バル・バール」も始まりました。

また、地域の店舗やできごとを紹介するコミュニティペーパーとして「IZM」も発行され、中心市街地全体としての魅力の発信にも一役買っています。